Non-confidential
プロメドサイエンス社
Promed Science Inc.
ピロール・イミダゾール
(PI)ポリアミドの創薬開発事業計画
2026/01/01
会 社 概 要
プロメドサイエンス株式会社
2021524
高松太郎、福田 昇で設立
事業内容 遺伝子発現制御薬ピロール・イミダゾールポリアミドの創薬開発
資 本 金90万円(設立時)
従 業 員4名(役員・臨時社員含む)
代 表 者高松太郎
東京都東久留米市浅間町1-9-5 セントラルリサーチ社内
特 長
標的遺伝子の発現を制御する
独創性
Originality
新規低分子化合物(PIポリアミド)の創薬
責任分子の特定と
中核技術
その遺伝子機能を抑制するPIポリアミドの
設計・合成から霊長類での効果確認
Core Technology
ヒトTGF-β遺伝子抑制PIポリアミド
知的財産
Intellectual Property
ヒトHGF増加TGF-β抑制PIポリアミド
PIポリアミドの設計・合成
企業大学間連携研究
Translational Research
(京都大学理学研究科生物化学杉山弘教授)
組 織
株主総会
監査役
経営・管理
役員
創薬開発
代表取締役 高松太郎
腎不全へのPIポリアミド
取締役
福田 昇
科学顧問
杉山 弘 ー
研究支援ラボ
京都大学高等研究院細胞
統合システム拠研究員
多機能性PIポリアミド創薬共同開発
経営陣略歴
事業内容
1. 抗線維化分子HGFを増加し、同時にTGF-β1発現を抑制す
る多機能性PIポリアミドによる腎不全治療薬の開発
HGF/TGF-β1 PIポリアミドは強力な抗線維化PIポリアミドで、10-11 M
超低濃度でHGF/遺伝子を増加し、TGF-β1遺伝子を抑制する事から実地医
薬の可能性が高い。創薬開発対象疾患として慢性腎不全、肺線維症、肝硬
変症であり、経口化HGF/TGF-β1 PIポリアミドを開発する。
2.多機能性PIポリアミドの共同開発事業
多機能性PIポリアミド創薬技術特許を活かして、製薬会社、大学、研究所
からの委託を受け、求められた分子のプロモーターに対する多機能性PI
リアミドの分子設計、細胞を用いたリード化合物決定、off targeting効果
を予測など創薬共同開発を行う。
知 財
1. 発明の名称:ピロールイミダゾールポリアミド、TGF-β遺伝子発現抑制剤、
及ꢀ医薬組成物
出願番号・特許番号:特願2020-123988(出願日:2020720)
内容:1) 単独で複数の遺伝子を制御する多機能性PIポリアミド創薬技術
2) HGFを増加しTGF-βを抑制するPIポリアミドの化学構造
2. 発明の名称:ピロールイミタソ
ールポリアミド、TGFβ遺伝子発現抑制剤、
ールポリアミドの製造方法
医薬組成物、及びピロールイミタ
国際出願番号:PCT/JP2021/027144 (出願日:2021720)
発明者:福田 昇、阿部雅紀、上野高浩、陳
出願人:福田 昇
独占実施許諾:プロメドサイエンス(株)
内容:国内特許内容に加えて多機能性PIポリアミドを分子設計・合成する
技術を追加
慢性腎臓病(CKD)の根治的治療法は無い
アンメットメディカルニーズ
低分子薬から中分子ペプチド化合物へ
の創薬開発の移行
PIポリアミドによる遺伝子発現抑制の原理
転写因子
PIポリアミド
ピロール イミダゾール
N
合成されたDNA結合PIポリアミドは、Py/ImペアがCGPy/PyペアはATまたはTA
Im/PyペアはGCを認識し、これにより任意のDNAのマイナーグルーブ(狭い溝)塩
基特異的に蛋白質より強力に結合し、DNA二重らせん構造のに入り込んで、転写
因子の結合を阻害する。したがって炎症や虚血などの組織障害に伴う疾病状態で
の遺伝子発現を正常化する遺伝子制御にて、siRNAの様に遺伝子をノックダウン
しないので、PIポリアミドは副作用が軽減できる。
他の医薬品との比較
低分子医薬品
PIポリアミド
1000-2000
化学合成
核酸医薬品 抗体医薬品
分子量
製造法
製造コスト
種差
化学合成
1万弱
化学合成
培養
時に
時に
時に
しばしば
血中(アミノ酸に)
代謝経路
肝代謝(推定)
肝代謝(主に)
血中(核酸に)
代謝安定性
作用点
安定
普通
不安定
安定
細胞内(核内)
細胞内 外
細胞内 外
細胞外
オフターゲット
毒性
時に(推定)
しばしば
時に
時に(推定)
時に(推定)
ごくまれ
しばしば
過剰薬理作用
時に(推定)
経口投与可能
核酸医薬品に関する調査から(改) ヒューマンサイエンス財団 H26
HGFを増加TGF-β発現を抑制
するPIポリアミドの創薬開発
特願2020-123988
「ピロールイミダゾールポリアミド、TGF-β遺伝子発現抑制剤、
及び医薬組成物」
より強力な線維性疾患への創薬を目的に、ヒトHGFプロモーターのリプ
レッサー領域に結合しHGF発現を増加させ、尚且つヒトTGF-β1プロモー
ターにも塩基配列特的に結合することによって、1つのPIポリアミドで同
時にHGF遺伝子発現を増加し、TGF-β1遺伝子発現を抑制するPIポリアミド
の開発
またこの特許は1つのPIポリアミドが2つ以上の遺伝子を制御すること
の出来る多機能性PIポリアミドの開発技術も提供する
腎傷害へのTGF-β1の関与とHGFによる改善
輸出細動脈血
管抵抗
糸球体
腎内Ang II
血管内皮
保護
過剰濾過
抑制
糸球体高血圧
メサンギウム細胞増殖
糸球体硬化
HGF
TGF-β
抑制
尿細管上皮間葉化
尿中蛋白排泄増加
腎間質線維化
腎傷害
PROMOによるヒトHGF遺伝子プロモーター領域の検索
-108-96 COUP-TF1 binding site
TCCCTTCCTTACTCGGATAGGAGCCACTGGGATCTGGAGCTCCAGCTTCCAAATTGAAGC
TGGCCTCAGGCCAGGTGACCTTTTCTTTGTAAGTTTCTTTCCTAAGCGTGGGGTTGGGGG
GAGGCGGGGAATGGGGGGGGTTGCAGGGATCTGTTTGGTGCTGTTGAAGGGGGGGCGAGT
ATTGAGCGAATTGGTCCCCTGCCTGTGCCTTGATTTAGCCATTGGGCTCAGCCTTGCTC
Hu-HGF1~8の結合領域と構造
COUP-TF1
Human TGF-β1 promoter
Hu HGF-3, -5の化学構造
HGF-3
ヒト線維芽細胞でのHu-HGF-35HGF mRNA発現
増加作用
ヒト線維芽細胞でHu-HGF-3 (10-10 M), Hu HGF-5 (10-9 M), Hu HGF-7 (10-11 M)は極低濃
度でHGF mRNA発現を有意(P<0.05)に増加した。高濃度では増加効果は減弱している。
ヒト線維芽細胞でのHu-HGF-35TGF-β1 mRNA
現抑制作用
ヒト線維芽細胞でHu-HGF-3 (10-10 M), Hu HGF-5 (10-12, -11 M), Hu HGF-7 (10-10 M)は極
低濃度でPMA刺激によるTGF-β1 mRNA発現を有意(P<0.05)に抑制し、 TGF-β1 遺伝
子発現抑制剤として強力であり、薬としての可能性が高い。
ヒト線維芽細胞でのHu-HGF-5TGF-β1
蛋白発現抑制作用
0.1μMPMAの添加により、TGF-β1タンパク質の発現が誘導された。いずれのPIP
用いた場合も、10-11Mのという極低濃度で、PMA刺激によるTGF-β1タンパク質発現
を有意に抑制することが確認された。
当初はHu-HGF-7をリード化合物として決定
特許出願後の追加実験
目的:HGF/TGF-β1 PIPのTGF-β1発現抑制がHGFの増加を介し
ているかまたはPIPが直接TGF-β1を抑制しているかの確認実験
方法:
1. HGFsiRNAにてHDFHGFを抑制する
2. PMAにてTGF-β1発現を増加する
3. HGF/TGF-β1 PIPを添加しTGF-β1mRNA発現
Hu-HGF-5(リードの今後の創薬開発内容
1. 腎機能の改善作用確認:ヒトの腎不全モデルとして5/6腎摘マーモセット
で、 Hu-HGF-50.1 mg/kgの投与量で1週回経静脈的に投与し、腎機
能の改善作用を確認 (POC)
2. Offtargeting効果評価:5/6腎摘マーモセットに対するHu-HGF-7投与後
腎臓Microarrayを行う。
3. Hu-HGF-5の脂溶製剤化:AMED-BINDS、薬学部との共同で、 Hu-
HGF-5を脂溶製剤化する合成法を開発する。
4. 大量合成法開発:Fmoc固相合成法に基づいてHu-HGF-5を1回に
100 mg以上合成出来るの最適化条件を見出し、安価な大量合成法を確立する。
5. Hu-HGF-5の経口化:5/6腎摘マーモセットでの脂溶製剤化するPI ポリアミドの隔
日で経口投与させ、BUN, Crをモニタリングして腎機能改善作用を評価する。
PIポリアミドの脂溶製剤化・経口投与計画
Composition of Emulsion Formulation (No.1)
Emulsion Formulations
Ingredients
Soybean oil
Egg lecithin
Glycerin
0.3 mL
30 mg
0.7 mL
2.5 mL
Distilled water
Composition of Emulsion Formulation (No.3)
Emulsion Formulations
Ingredients
Soybean oil
Egg lecithin
Glycerin
0.3 mL
60 mg
0.7 mL
2.5 mL
Left: Ingredients No.1 (5 days later)
Right: Ingredients No.3 (5 days later)
Distilled water
有力な競合技術
HGF関連>
HGFプラスミド製剤コラテジェン
アンジェスMG()2019年から下肢閉塞性動脈硬化症に販売。
HGF蛋白
クリングルファーマ(株)が脊髄損傷急性期への髄注で臨床第III相試験、慢性的に
有効。慢性腎不全への静脈内投与、臨床第Ia相試験で安全性確認。
TGF-β関連>
トラニラスト
TGF-β1抑制剤として市販されている。TGF-βへの特異性は低く、腎障害に対する有効
性は認められていない。
TGF-β1モノクロナール抗体薬FresolimumabGenzyme
巣状糸球体硬化症で第II相臨床試験を行ったがPOCを達成できず中止となった。
TGF-β1モノクロナール抗体薬LY-2382770 (Lilly)
糖尿病性腎症で第II相臨床試験を実施。効果なしで中止となった。
低分子のTGF-β1受容体拮抗薬
今のところは研究試薬
本発明の優位性 比較表
本発明
競合技術1
競合技術2
RT-402
競合技術3
LNP023
ダパフログロジン
HGF/TGF-β1
(アストラゼネカ) (協和キリン)(ノバルティ
スファーマ )
PIP
構成
中分子ペプチ SGLT2阻害剤
Antioxidant
inflammation
modulator
orally
ド、HGFを増
bioavailable,
highly potent
and highly
selective factor
B inhibitor
得られる 加、TGF –β1
特性
抑制
慢性腎臓病
CKD IgA腎症
糖尿病性腎症
IgA腎症
適用分野 肝硬変症
肺線維症
202010DAPA-
CKD臨床試験でIgA
腎症CKDに有効と発
臨床第III
臨床第II
その他
Hu-HGF-3, -5治療ニーズ
Hu-HGF-3, -5, -7の腎障害治療薬
(アンメットメディカルニーズ)
国内の透析患者数 28万人であり、毎年3万5千人が新規透析導入
であり、その30%TGF-β1に対するPIPの治療が行われると予想
グローバルでは透析患者数は2011年で210万人、2020年には380
人と約6%で増加
腎不全を直接的に治療する医薬品は未承認
TGF-b1 PIポリアミドの対象疾患と市場
ターゲット疾患市場分析
腎障害治療薬のグローバル市場は2022
で約1.53兆円、2030年で2.8兆円
6.11で伸びると推測
2.77兆円
30000
25000
20000
15000
10000
5000
2022 2023 2024 2025 2026 20272028 2029 2030
競合分析・事業優位性
TGF-β抑制薬の開発競合
臨床治験中は大手外資系製薬会社2社(Pfizerはベンチャーを
買収、Roche)を含む数社
核酸医薬品で、コスト、代謝安定性の面からPIポリアミドが
有利
PIポリアミドはプロモーター領域で、抑制効率は上であると
推測
TGF-β抑制分子関連特許57の他、様々な文献が存在する
が直接的競合技術はなし
多機能性PIポリアミド共同創薬開発事業(1)
疾病に関る複数の蛋白を一度に制御する多機能性PIポリアミド
の分子設計・合成技術を提供する。
第1遺伝子
多機能性PIポリアミド技術の原理特願2020-123988
第2遺伝子
PIポリアミドは疾病状態で転写活性が上昇するターゲット
遺伝子への転写因子の結合を阻害し、遺伝子発現を抑えるが、
同時に他の遺伝子にも結合しする。つまり第1遺伝子を制御
するよう設計したPIポリアミドが第2遺伝子にも作用するよう
分子設計・合成できる技術である。
多機能性PIポリアミドの利点
1つの病態に関わる2つ以上の蛋白発現を制御して、より効率的に治療を
する。
より低濃度でPIポリアミドが作用できる。
疾病への特的制御が可能となる。
PMS社のHGF/TGF-β1 PIポリアミド(特願2020-123988)は10-12 Mから
TGF-β1発現を抑制できる。従来のPIポリアミドは10-9 M程度で作用。
多機能性PIポリアミド共同創薬開発事業(2
開発手順
1. 第1ターゲット遺伝子に対するPIポリアミドのPROMOを用いて複数
デザイン
2. 複数のPIポリアミドをPSSM-8を用いた合成、95%純度でHPLCで精製
3. ゲルシフトアッセイを用いたターゲットdsDNAへの結合確認実験
4. 標的培養細胞を用いて全てのPIポリアミドの効果をqPCR法、Western
blot法で確認
5. 効果の強い2~3のリード化合物を選定
6. 第2のターゲット遺伝子への結合部位をPROMOで予測
7. 第2のターゲット遺伝子への結合をChem Seq法で確認する
8. 標的培養細胞を用いてリード化合物の効果をqPCR法、Western blot
で確認
9. 最終リード化合物決定
10.ターゲット遺伝子への特異性、off targeting効果をRNA seq法で評価
11. 特許出願
創薬事業計画
初年度
2年度
3年度
4年度
5年度
7年度
6年度
ライセンシースポンサー獲得
(国内外)
ベンチャー設立
プロメドサイエンス
腎障害
P1
前臨床
P2
開発研究
肺線維症
P1
前臨床
開発研究
研究開発連携
前臨床試験
GMP製造
申請 医師主導治験
研究開発
研究拠点
治験プロトコル
作成・申請・実地
薬効・比較薬理試験
PMS社研究開発ラボ
浮間中央病院血管外科
AMEDPMDA相談
実験動物中央研究所
マーモセット委託実験
PIP全般に関する技術、アプリ
ケーション開発、アドバイス
京都大学
理学研究科生物化学研究室
イナリサーチ
大阪合成化学研究所
外部委託
Non-GMP
GMP合成
非GLP臨床試験
ベンチャー
キャピタル
国内外マーケティング、提携先開発、適応疾患ニーズ探索
技術開発提案、競合対策、事業戦略立案
創業チームアップ、資本政策、資金調達